入組当初は、一般職として内勤業務を行っていました。表彰を受けるほど活気がある支店で、窓口担当として地域や組合に貢献しようと頑張っていたのですが、営業を含めあらゆる角度からお客様に深く関わることができる、外勤の得意先係に無限の可能性を感じるようになりました。組合には一般職から総合職コースへの転換制度があるため、自分の人生は自分で切り開きたいという思いから、申請を決めました。
総合職への転向は、一般職として規定年数勤務した上に、支店長推薦、役員面談や適性検査などいくつかの条件をクリアしなくてはなりません。実は制度自体は以前からあったものの、実際にコース転換を行ったのは私が第一号だったそうです。そのため、得意先係として外勤を始めるようになってからも、私が仕事の辛さから退職してしまうのではないかと周囲は心配したそうです。窓口には自分から取引を希望されるお客様が来られますが、外勤はいわばその逆なので、落ち込むこともありました。ですが得意先係は「あなただから預けたい」とおっしゃっていただいたり、お客様のライフプランに関わり感謝の言葉をいただいたりできる、やりがいのある仕事です。自分の望んだ仕事でお客様や地域に貢献できる現在、本当に充実した毎日を送っています。
女性として第一線で活躍することが目標です。お客様に何か困りごとがあった時に真っ先に顔を思い出していただけるような得意先係として、これから総合職で活躍してみたいと考えている女性たちのお手本として、「自分がこれだと思ったものを信じて突き進む」というモットーを胸に、これからも精進するつもりです。